講師 谷本富久がお子さんのレッスンで目指すもの

こんにちは。
Tiny Studio music school ギター、シンガー・ソングライター、DAW講師の谷本富久です。

今日は、講師の谷本富久が、お子さんのレッスンで目指すものについてのお話をします。

Tiny Studio music school が...ということではなく、あくまで谷本個人がそう考えているという話です。

お子さんのレッスンで目指すもの、それは、

自覚を育てること

論理性を養うこと

主に、この２点です。

もちろん、音楽を学ぶことが大前提なのですが、みんながプロのミュージシャンを目指すわけではないのに、音楽以外は何も身につかない、というのでは少し空しいですよね。

音楽を通して学べることはいろいろありますから、そういうことに目を向けることも、特にお子さんのレッスンでは重要だと思っています。

まず、自覚を育てるということについてですが、音楽は「表現」であり「芸術」です。もう少し砕けた言い方をすれば、ある種の「芸事」です。

「芸事」というのは、誰か聴いてくれる人、「受け手」がいて初めて成立するものです。「受け手」からどう見られるか？それを想像することが重要になってきます。そのためには自分を、主観ではなく客観的に見なくてはなりません。自分で自分のことがちゃんとわかるということ、それこそが「自覚」です。

「自覚」はあらゆる場面で役に立つと思います。
勉強やスポーツ、仕事、あらゆる場面で、目標や越えなければならないハードルに対して、自分が今どういう状態なのか？何が足りないのか？何をすべきか？それが自分自身で判断できるようになる、そのために必要なものが「自覚」です。

２つ目の論理性を養うということについては、要するに頭ごなしに教えないようにしようと思っています。

安易に答えを与えないで、「考えよう！」「やってみよう！」というスタンスのレッスンのなかから、理由も含めた「気づき」を形成出来たら、と思っています。

wrote by 谷本富久